トラストパーク、キャンピングカーの「キーレスシステム」を開発 ドア解錠とエンジン起動を二次元バーコードで管理
トラストパークは、キャンピングカーのドア解錠と車両のエンジン起動を、鍵を使用せずに車両に搭載した装置への二次元バーコードの読取により行うことが可能となる「キーレスシステム」を開発し、特許出願したことを発表した。
「キーレスシステム」の大きな特徴は、車両のドア解錠と車両のエンジン起動を、鍵を使用せずに予約時に発行された二次元バーコードを、車両に搭載した装置に読み取らせることによって、予約時に設定した時間の間のみ可能になる。
利用時間を超えて一定時間が経過するとドアは自動的に施錠され、エンジンも起動が不可となるため、レンタル事業者にとってはキャンピングカーという高価な車両の盗難防止にも効果を見込めるという。
また、利用者は予約時にレンタカー利用かキャンピングカーの車内空間のみの利用かを選択でき、車内空間のみの利用の場合、車両のドア解錠のみが可能となりエンジンの起動は不可となる。
従来の鍵を二次元バーコードによって運用することにより、鍵の紛失防止や複数人に対しての鍵の付与も可能となっている。
先ずはキャンピングカーのレンタル事業において、従来の有人での鍵の貸し渡しから二次元バーコードを使用した無人運用を確立して参ります。将来的には、自社駐車場の不稼働スペースを活用してのキャンピングカーのカーシェアリング事業や、キャンプ場や観光地でのキャンピングカーの車内空間利用とレンタカー事業との両立を目指し、レジャーやビジネスにおいてキャンピングカーを気軽に活用できる環境の整備を全国的に行うことを計画しています。