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ヤマハ発動機、グッドライフアワード受賞 安全な水の重要性を紙芝居で啓発

ヤマハ発動機は、自然界の水浄化のしくみを応用した浄水装置「ヤマハクリーンウォーターシステム(以下、YCW)」設置集落への「紙芝居による安全な水の利用啓発プロジェクト」にて、環境省が主催する「第8回 グッドライフアワード」の「実行委員会特別賞 子どもと親子のエコ未来賞」を受賞した。

今回受賞した「紙芝居による安全な水の利用啓発プロジェクト」は、長い間、河川等から汲み上げた水をそのまま生活水としてきた集落の子どもたちに対して、安全な水の重要性をさらに深く理解してもらうことを目的としている。

また、「電気を使わない」「言語に頼らない」など現地環境に即した啓発活動のパッケージとして、「紙芝居」を「寸劇」で補足するという手法を選択。

2019年6月、セネガル共和国ダガナ近郊のデゲンベレ村、バハオ村、ウロケレ村を訪問し、広場や学校で子どもたちに向けた啓発活動を実施しているという。

また環境省が主催する「グッドライフアワード」は、環境に優しい社会の実現を目指し、日本各地で実践されている「環境と社会によい暮らし」に関わる活動や取組を募集して、社会をよくするSDGsを体現する取組(ボランティア活動、サービス・技術など)を紹介・表彰し、活動や社会を活性化するための情報交換などを支援していくプロジェクト。

今回のプロジェクトのきっかけとなるYCWは、「緩速ろ過」という自然界の水浄化機能をベースにしたシンプルな構造が特徴だという。

大きな電力を必要とせず、専門の技術者によるメンテナンスが不要なため、住民による自主運営が可能な浄水システムで、アフリカやアジアの新興国を中心に14カ国42基を設置している。

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