日本財団が主催する「True Colors Festival 超ダイバーシティ芸術祭 -世界はいろいろだから面白い-」は、2020年12月3日から12日の10日間にわたり、オンライン映画祭「True Colors Film Festival」を開催すると発表した。

12月3日「国際障害者デー」にあわせ、“One World One Family(世界は一つの家族)”をテーマに、アジアをはじめ世界の才能ある映画監督が制作した、障害、女性のエンパワーメント、アイデンティティ、貧困と逆境、人種差別などダイバーシティ&インクルージョンのさまざまな課題を扱った作品、全28本を厳選。

オンライン映画上映プラットフォームにて無料配信するとのことだ。

「国際障害者デー」は毎年、社会と発展のあらゆる領域における障害者の権利と健康を推進するため、また、政治、社会、経済、文化的生活のあらゆる側面における障害者の状況への意識を高めるために国連により定められた記念日。

世界に10億人以上いる障害のある人々について考える機会として、同映画祭では、国際障害者デーを記念し、特別に選定した映画5作品を上映。

True Colors Festivalオンライン映画祭「True Colors Film Festival」については以下。

同映画祭は無料のオンラインイベント。作品は、オンライン映画上映プラットフォームに登録することで見ることができる。11月26日より、True Colors Festival公式サイトにて案内予定とのことだ。

開催期間:2020年12月3日午前1:00~12月13日午前0:59

視聴方法:長編映画は、シンガポールを拠点とするオンライン映画上映プラットフォーム「The Projector Plus」で視聴可能。無料で登録可能。

アジア・太平洋地域のほとんどの国で長編映画を見ることができるという。短編映画は、True Colors Film FestivalのVimeo特設ページで見ることができる。

中国(香港を含む)、キューバ、インドネシア、イラン、北朝鮮、シリア、スーダンを除き、世界中で閲覧可能。

言語:日本語、英語 ほか

字幕の有無や言語については、True Colors Festival公式サイトにて確認できる。

クレジット
企画:True Colors Festival
主催:日本財団、日本財団DIVERSITY IN THE ARTS
パートナー:THE PROJECTOR PLUS

オープニング記念上映作品『37 seconds』は、12月3日18:00より、鑑賞サポート付きで特別上映。

同作品は、2019年3月、世界三大映画祭のひとつ「第69回ベルリン国際映画祭」パノラマ部門でワールドプレミア上映され、観客が熱狂。「パノラマ観客賞」と「国際アートシネマ連盟(CICAE)賞」を映画祭史上初のW受賞という快挙を遂げたという。

当日の上映後には、監督や出演者によるアフタートーク(日本手話・日本語字幕あり)の配信を予定しているとのことだ。