NTTが、同社の子会社であるドコモの普通株式及び本米国預託証券を対象とする公開買付けを、11月16日をもって終了したことを発表した。
また、終了に当たって買付け等の結果を公表。
応募株券等の総数が買付予定数の下限(14,686,300 株)に満たない場合は、応募株券等の全部の買付け等を行わない旨の条件を付していたが、応募株券等の総数(815,015,044 株)が買付予定数の下限(14,686,300 株)以上となったため、応募株券等の全部の買付け等を行うとしている。
なお、応募株券を全て買い取った場合、NTTはドコモ株式の約91.46%を保有することになるため、今後、同社はドコモを完全子会社とするための手続きを開始する。
現在、ドコモは東京証券取引所市場第一部に上場されているが、この手続きが実施された場合、ドコモの株式は所定の手続きを経て上場廃止になるとのことだ。