サイバーエージェントは、スプリックスと設立した、プログラミング総合研究所において「プログラミング能力検定」の運営を開始すると発表した。
2021年5月までは受検料を無料とするほか、全国での検定実施に伴い広く新規検定会場を募集するという。
「プログラミング能力検定」は小学生・中学生・高校生を対象に、プログラミングの基礎となる知識を測るための6段階のレベルからなる試験。
順次処理、条件分岐、繰り返し、変数など、プログラミングの概念の理解度を体系的に分析・評価することで受検者のプログラミング能力を詳細に測り、それまでの学習成果を証明すると共にその後の効果的な学習に繋げることができるという。
同検定は、オリジナルのビジュアルプログラミング言語、およびテキストプログラミング言語に対応しており、幅広い層が受験することができるという。
また2022年度より高校にて必修化される「情報Ⅰ」のプログラミングに関する領域に対応し、2024年度の大学入学共通テストから試験教科となるとされている「情報」のプログラミングに関する問題への対策試験となることを目指している。
受検者は受検後に発行される「成績表」によって高校までに学ぶプログラミング概念に対する、現時点の到達度を詳細かつ客観的に把握することができるため、2024年度の大学受験に向けた準備を行うことができるという。
また、合格者に送られる「合格証明書」はプログラミングスキルの証明として利用できるとのことだ。