CAMPFIREは、Eコマースプラットフォーム「BASE(ベイス)」を提供するBASEを引受先とする第三者割当増資を実施し、資金調達と資本業務提携契約の締結を完了したことを発表した。
同提携を通じ、プロトタイプなどの開発、テストマーケティングをCAMPFIREでおこない、サクセスしたあとにBASEで販売を行うといった、量産前の製品開発やテストマーケティングといった「0次流通」の実現を目指すとしている。
今後、CAMPFIREが持つ4.2万プロジェクトオーナー並びに390万人の支援者とBASEが持つ120万の加盟店へ、サービスの垣根を超えてシームレスに相互利用できる体制構築や機能開発を実施。
2021年上半期中には、BASEショップオーナー向けの「クラウドファンディング App(仮称)」の実装などを予定しているとのことだ。
どちらのサービスも初期費用は無料で、費用は資金が集まった際、または商品が売れた際の手数料のみで、誰でも簡単にリスクなく利用いただけることが特徴であるという。
これから事業を立ち上げる際や新商品開発時のテストマーケティングに、クラウドファンディングを通じて資金調達、出来上がった製品をネットショップで継続的に販売し、商品ラインナップの拡充や刷新時に再度クラウドファンディングといった活用を想定しているとのことだ。
今後もCAMPFIREは、1人でも多く、1円でも多くの、”想いの乗ったお金”が巡る世界の実現を目指し、そしてその先にある「誰しもが声を上げられる世界」を実現並びに、BASEが掲げる個人ならびにSMB(Small and Medium Business)をエンパワーメントし、個人やスモールチームが活躍できる世界の実現を共に目指していくとしている。