日本電気(以下、NEC)とeumoは、様々な社会課題を解決する原動力が新しいコミュニティのカタチにあると考え、応援する人と挑戦する人のコミュニティ形成を目指した実証実験「GIFT & ACTION」を2020年12月~2021年2月までの3カ月間、共同で行う。
NECは、2017年度から「NEC未来創造会議」をスタートし、国内外の有識者と共に2050年に“人が生きる、豊かに生きる”社会の実現を目指して議論を重ねてきた。
その中で様々な議論を経て多様な人々が意志を共鳴し合う「意志共鳴型社会」というコンセプトを導出し、2020年度から実現に向けた取り組みを始めた。同実証は、その取り組みの一環だという。
eumoは貯めるお金から、循環するお金へ「幸せになるための手段」とお金を再定義した、新しい電子マネー「eumo(ё)」の運営を中核に、円での「交換価値」から、縁を大事にする「共感価値」へお⾦だけではない価値を大切にする「共感資本社会」の実現を目指している。
「GIFT & ACTION」の概要は以下になる。
一般応募者とNECグループ社員で構成される最大250名の参加者向けイベントを定期的に開催して、様々な挑戦(ACTION)を発表し、参加者同士で応援(GIFT)し合う。
応援には共感コミュニティ通貨eumo(ё)をカスタマイズした「GIFT&ACTION Coin」を使用し、事務局から参加者へ1,000gift(実証内における通貨単位)を付与され、応援メッセージと共にGIFTコインをやりとりを行う。
実証実験期間中、挑戦者と応援者のコミュニティがどれだけ生まれるか、新たな挑戦がどれだけ生み出されるか、などを評価するとのことだ。
同実証では、eumoが提供する「共感コミュニティ通貨eumo(ё)」を活用し、応援メッセージと共にeumo(ё)をカスタマイズした「GIFT&ACTION Coin」をやりとりすることで安心して挑戦できる場づくりを通じた未来創造を目指すとのことだ。