日本マイクロソフトは、Project xCloud のプレビュープログラムの日本国内での提供を11月18日より開始し、同時に11月12日より同プログラムへ向けた参加登録を開始することを発表した。
併せて、新興のクラウド ゲーミング市場となるオーストラリア、ブラジル、そしてメキシコでも、日本と同じタイミングでプレビュープログラムを開始するとのことだ。
プレビュープログラムを通して、ゲーマーが Project xCloud をどのように楽しむのかを検証することで、より地域に根ざしたサービスの提供を目指し、それぞれの地域でプレイヤーの求めている機能やコンテンツの実装の検討およびテストを進めるという。
初期の段階では、Project xCloudはSamsungのGalaxy Note20 Ultra 5GといったAndroid搭載のスマートフォンやタブレットへの提供から開始するが、チームはサービス品質の向上と並行して、プレイヤーのさまざまなデバイスからでもProject xCloudを楽しむことができるように引き続き努力するとのことだ。
Project xCloudプレビュー版では『バイオハザード 7 レジデント イービル』、『デビル メイ クライ 5』、そして『Yakuza 0』といった日本の誇る名作や、Xbox の人気タイトルである『Halo: The Master Chief Collection』、『Ori』、そして『Minecraft Dungeons』などがラインアップ予定。
つまり、手持ちのAndroidスマートフォンやタブレットでこれらのタイトルのタイム アタックを通勤中であろうと楽しむことができるようになり、また家族がドラマを見ていてテレビが使えない状況でも快適にゾンビ退治に出かけられるとしている。
なお、国内のGoogle Play Storeでプレビュー版のGame Streamingアプリを提供中。プレビューへの参加に興味を持ち、ゲーミングの未来を形作る試みに参加できるユーザーはプログラムへ参加するよう呼びかけ。
現在、Project xCloudのプレビュープログラムは招待制となっているが、同プログラムをなるべく多くのプレイヤーたちに体験してもらうために、体験可能なプレイヤー数を継続的に増やしていく予定とのことだ。
同社は、Project xCloudのプレビュープログラムを国内で実施し、クラウド ゲーミングを情熱的でクリエイティブな日本のゲーミング コミュニティに向けて提供を行なえることに大きな喜びを感じているという。
日本向けのXbox Game Pass Ultimateにクラウド ゲーミングが統合される予定の中で、ユーザーからのサポートを得ることで、Xboxの未来がさらに形創られていくとしている。
同社は今後もユーザーからのフィードバックを受けながらさまざまな体験の改善に励み、その進展を共有していくという。
プレビュープログラムへの登録をしたユーザーは、18日以降に届く予定の招待状を楽しみにしていてほしいとのことだ。