C Channelが運営する日本最大規模の女性向け動画メディア「C CHANNEL」のF1層の実態を調査する「C CHANNEL Lab.(シーチャンネル ラボ)」では、メイン視聴者であるF1層に向けて「Instagramの使用動向」に関する調査を実施。その一部を発表した。

F1層の2人に1人が1日に10回以上Instagramを開く

Instagram(インスタグラム)をどのくらいの頻度で投稿または閲覧しているか聞いたところ、使用頻度は「1日に10回以上」がトップで49%に。次いで、次いで「1日に数回程度」と回答した方が37.2%、次いで「1日1回程度」回答した方が6.2%となった。(有効回答数145/単一回答)

1日に複数回以上閲覧すると回答した方は86%以上という結果になった。

また、Instagramでフォローしているアカウント数を聞いたところ「100~300未満」がトップで43.4%。次いで「10 ~ 100未満」が29%、次いで「300 ~ 500未満」が18.6%であることがわかった。

年齢別のクロス集計から年齢を重ねるごとにフォロー数が減っていく傾向になっていき、若年層は人を軸にフォローし、年齢を重ねるごとに情報性の高いものをフォローしていくことがうかがえるという。

Instagramを閲覧する理由は「情報収集」や「暇つぶし」と回答した方が多数を占めた

Instagramを閲覧する理由を聞いたところ、トップは「情報を得るため」 (80.7%)、次いで「暇つぶし」(77.9%)、次いで「興味・関心をもっているものがあるため」「友だちや知り合いの投稿を見るため」が同率で(74.5%)という結果に。

また、Instagramで投稿するものを聞いたところ「ストーリーズ」がトップで73.8%。次いで「1つの投稿で複数の画像」(68.3%)、「1つの投稿で1枚の写真」(59.3%)、「ハッシュタグ」(47.6%)の順となったという。

一方で最近リリースされた「リール」機能は2%に留まっていることが明らかとなった。

閲覧するものに関しては「ストーリーズ」がトップで92.4%。次いで「動画」(88.3%)、 「1つの投稿で複数の画像」(86.2%)、「検索」(80.0%)の順となった。

「いいね」や「保存」が人気。一方で「シェア」を使用する人は少ない傾向

Instagramで使う機能を質問。使う機能トップは「いいね」(92.4%)。次いで「保存」で(83.4%)、次いで「ハッシュタグ」で(65.5%)と、「いいね」や「保存」が多いことが明らかとなった。

「いいね」をする理由 トップは「投稿している人が好きだから」

Instagramでいいねする理由を聞いたところ、トップは「投稿している人が好きだから」(52.4%)、次いで「センスがいいから」 (51%)、次いで「役立ったから」 (49.7%)と続いた。

「いいね」は投稿内容より、どのアカウントが投稿したかに左右される傾向があったという。

「保存」は見返したい情報、役立つ情報に使用される傾向

Instagramで保存する理由を聞いたところ、保存を使う理由のトップは、「あとで見返すため」 (82.1%)。次いで「役立ったから」(54.5%)、次いで「気になったので」(51%)と、見返すために保存する人が多いことがわかった。

「いいね」との使い分けが明確になっており、「いいね」は投稿者へ向けられている気持ちから、「保存」は、自身のためであることがうかがえる結果となった。

なお、同アンケートではInstagram内の“ショッピング機能”に関しても調査。

Instagram内で商品を購入したことがあるか聞いたところ、「ある」と回答した方が22.1%に対し、「ない」が73.8%となり、商品を購入した人に理由を聞いたところ、トップは「前から気になっていたから」(50%)、次いで「衝動買い」(40.6%)、「著名人(インフルエンサー)の投稿をみて」(28.1%)という結果に。

購入したことがある人に購入した商品のジャンルを聞いたところ、トップが「洋服」(56.3%)、次いで「コスメ」(53.1%)、「アクセサリー」(31.3%)となった。

【調査概要】
・調査対象者:C CHANNELアプリとInstagramのC CHANNEL各アカウントを利用の全国20~34歳の女性
・調査方法:インターネット調査
・サンプル数:145ss
・実施期間:2020年10月4日から5日、10月13日から14日