日本マクドナルドと出前サービス「出前館」は、10月末までに1都1道2府21県にて、約850店舗の「マクドナルド」(フランチャイズ店舗を含む)で「出前館」のサービスを導入することを決定したことを発表した。

マクドナルドは、2010年より”いつものおいしさ”を自宅やオフィスにできたてのまま宅配するサービスとして「マックデリバリー(R)」を開始し、全国約1,300店舗でサービス展開している。

出前館は2000年より、多数のジャンルから料理を注文でき、届けるまで最短20分という出前サービスの運営を開始し、近年ではお店に代わって配達を行う「シェアリングデリバリー(R)」の仕組みを強化している。

両社は2019年4月より出前館の「シェアリングデリバリー(R)」を活用した出前サービスの連携を開始し、首都圏及び関西の一部店舗で展開をしていた。

今回の本格展開で、2020年10月末までに合計約850店舗に導入するという。

また、両社は11月以降も「出前館」の拠点拡大とともに順次対応店舗を展開し、一人でも多くの利用客にマクドナルドの食事を出前で届けれるよう取り組んでいく方針を示している。

マクドナルドにおいては、デリバリーが未展開だった茨城県で、初めての宅配サービスの実現となる。

出前館においては、年間累計約15億人が利用する「マクドナルド」とパートナーシップを深めていくことで、更に幅広い選択肢を提供し、デリバリーをより日常的に使える環境を整えていくことに貢献しているとしている。