大人のインターンシップ「プロキャリ」を運営するファモットは、広島県福山市より「短期インターンシップ」の運営業務を受託。

広島県福山市内にある企業への「短期インターンシップ」を通じて、大都市にいる高度人材を中心に、福山市内にある企業への転職のきっかけとすることを目的としているという。

この福山市による「短期インターンシップ」は、全国の地方自治体としては初の試みとなり、また、Jリーグ初代チェアマンで、Bリーグ初代チェアマン、日本バスケットボール協会会長、公立大学法人首都大学東京理事長などを歴任した、川淵三郎氏が「プロキャリ」のスペシャルアドバイザーとして就任したことを発表した。

「インターン」と言うと、大学生が就職活動前に職業経験として企業活動の一部に参加する「リクルート活動」の一貫というイメージが定着しているが、同社が提供する「プロキャリアインターン(通称:プロキャリ)」は、主に大手や中堅企業でビジネス経験のある30代~40代のミドル世代から、50代以上のベテラン世代が対象となる。

プロキャリは、このミドル世代およびベテラン世代が、期間(3か月、半年、1年~)を定めて、新産業創造の担い手である優良な地方企業や有望スタートアップにプロジェクトベースで参画する制度となっている。

大企業の第一線で活躍されている社員が、優良な地方企業や有望スタートアップにある一定期間、「ビジネス・インターン」という形で移籍することで、大企業とスタートアップとの交流・キャリア開発研修・大企業人材とのコラボレーションによるプロジェクト促進など、様々なメリットがあると考えられるとのことだ。

今回スペシャルアドバイザーに就任した川淵氏は、プロキャリについて、以下のコメントを寄せている。

私は、サラリーマンとして集大成の時期を迎えつつあった51歳で、左遷をきっかけにサッカー界で第二の人生を送った。辛いとき、流れが悪いとき、何か困難に遭ったときこそ、サッカーでいうならば「ロスタイム」こそ、逆転のチャンスとなるのが人生だと思う。誰でも、夢や希望、そして行動力を持てば、苦難や困難をチャンスに変えることができる。いくつになっても夢を追い続けよう!プロキャリを積極的に活用して、第二の人生、第三の人生のチャンスを掴みにいってほしい!