リクルートキャリアは、11月から開始される「リクナビ2022」就職活動準備の合同企業説明会を、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を徹底し、完全予約制など最大限の配慮をした上で、一部開催すると発表した。
11月・12月の「リクナビ2022」就職活動準備の合同企業説明会は、全部で35都道府県56件を予定していた。
そのうち34都道府県44件で開催する合同企業説明会については、完全予約制の導入、且つ感染予防対策を十分に行った上で、開催するとのことだ。
一方で、完全予約制を導入していたとしても、多くの地域から来場が予想される大都市圏、4都府県12件の大規模な合同企業説明会については、学生の健康や安全などを第一に考え、開催中止とするとしている。
なお、開催を決定した合同企業説明会についても、今後の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況によっては中止する場合があるとしている。
イベントの運営においては、政府・各都道府県の方針を基に以下の対応をはじめとした感染予防対策を実施。
- 来場者入場制限の導入
- 来場者数を常時管理し、一定以上の来場者数となった際は入場制限を実施
- 完全予約制の導入
- 事前に予約した学生のみ来場・入場が可能
- マスク着用の必須化
- 入場口にて配布予定(数に限りがあるため自身での準備を推奨)
- 新型コロナウイルス接触確認アプリ「COCOA」(厚生労働省公式)のインストールの推奨
- 「体調不良の際の参加見合わせのお願い」に関する案内の実施
- 入場時の手指消毒の実施
- サーモグラフィ・非接触体温計による入場時の体温測定の実施
- 37.5℃以上の人の入場は断り、37.0℃以上の人は、平熱や風邪等の症状の有無を確認。平熱が高くない場合や症状のある人は入場を断る場合があるとのこと
- ブース内の学生と企業の間にアクリルボードを設置
- 企業ブースや休憩スペースなどの座席等、ソーシャルディスタンスの確保
- 定期的な換気の実施
- 救護スペースの準備(体調不良者の隔離・待機スペース)
- 接触場所の定期的な消毒の実施
- 配布物の手渡しでの配布禁止(すべて置き配布とする)
感染予防対策に関しては、今後政府・都道府県の方針に変更がある場合は順次見直し、対応するとのことだ。