INDEX
BIGLOBEは、「ニューノーマルの働き方に関する調査」を実施し、調査結果の第1弾を発表した。
- 20代と30代「在宅勤務が前提なら移住検討」4割弱
- 在宅勤務者「在宅中心の働き方に満足」9割弱
- 「成果を出していれば勤務時間管理をしなくても良いと思う」3割強
20代と30代「在宅勤務が前提なら移住検討」4割弱
全国の20代から50代の男女1200人に「今後、ニューノーマルの働き方として在宅勤務が前提となった場合に、移住を検討したいと思うか」を質問すると、全体では「検討したい」(13.6%)、「やや検討したい」(17.3%)と回答。
若い世代ほど移住への関心が高く、「検討したい」「やや検討したい」を合わせると、20代(36.7%)、30代(35.3%)という結果に。40代(26.6%)、50代(25%)を上回る結果となった。
また、「ニューノーマルの働き方として在宅勤務が前提となった場合に、移住を検討したいと思う理由」を質問すると、「生活費の抑えられる地方で暮らしたいから」(36.9%)、「自然の近くで暮らしたいから」(35.3%)、「趣味に近い場所で暮らしたいから」(30.7%)が上位となった。
さらに、「仕事場所を確保できる広い家に住みたいから」と在宅勤務ならではの住宅環境の充実も29.1%と続いた。
在宅勤務者「在宅中心の働き方に満足」9割弱
全国の20代から50代の、週3日以上在宅勤務をしている男女400人に「現在の在宅中心のワークスタイルに満足しているか」を質問すると、「満足」(38%)、「まあ満足」(49%)と回答。
「やや不満」(9.8%)、「不満」(3.3%)を大きく上回り、在宅中心のワークスタイルの満足度が高い結果となった。
さらに、満足している点を質問すると、「通勤・移動がないこと」が66.7%と最も多く、「自分のペースで仕事ができること」(47.7%)、「好きな服装で仕事ができること」(46%)、「隙間時間に家事や私用ができること」(42%)「余暇時間が増えたこと」(39.9%)と続き、満足している点として、時間の自由が利くことが多くの支持を集める結果に。
「成果を出していれば勤務時間管理をしなくても良いと思う」3割強
全国の20代から50代の在宅勤務を経験した男女800人に「在宅勤務を経験して、働く時間について感じたこと」を質問したところ、「成果を出していれば勤務時間管理をしなくても良いと思った」(32.9%)、「毎日8時間などの固定ではなく時間単位の勤務をしたいと思った」(28.8%)、「早朝や深夜など自分のライフスタイルの好みに合わせて仕事をしたいと思った」(26.4%)と続き、労働時間ではなく成果を重視するジョブ型雇用への意識が明らかに。
一方、「時間管理を厳密にしてほしいと思った」は16.1%だった。
また、全国の20代から50代の男女1,200人に「働く時間や場所がフレキシブルになったとしたら、どんなことに空いた時間帯を使いたいか」を質問すると、「趣味」が最も多く48.3%に。
「運動・健康増進」(36.7%)、「睡眠」(36.3%)、「家事」(29.5%)と続き、さらに、「勉強・スキルアップ・資格取得」(26.8%)、「副業」(22.8%)と、空いた時間を積極的に活用したいという意欲が明らかとなったとしている。
<調査概要>
調査名 :ニューノーマルの働き方に関する調査
調査対象 :全国の20代~50代の男女1,500人
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2020年9月10日~9月14日