ANAが就航する国内34空港にギフトショップ等を展開するANA FESTAは、10月1日から始まる「Go Toトラベル地域共通クーポン」取扱店舗として全87店舗の加盟店登録が完了したことを発表した。

「Go Toトラベル地域共通クーポン」は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言等による外出自粛や休業要請による景気減退への観光需要喚起を目的として日本政府が進める景気浮揚施策「Go Toトラベルキャンペーン」の一環として始められるもの。

同クーポンは、日帰り旅行を含む「Go Toトラベルキャンペーン」を利用しての旅行代金の15%分をクーポン券として、旅行代理店などから配布される。紙と電子の2種類のクーポン券があり、1,000円単位で利用できるという。

ANA FESTAは、総合土産店「ANA FESTA」やブランド別土産専門店、飲食店、カフェを、ANAが就航する国内34空港で計87店運営。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言等の自粛期間中は営業時間の短縮や休業などで対応していたが、感染の鎮静化や「Go Toトラベルキャンペーン」の実施を受け、徐々に営業体制を拡充しているという。

各店舗では地元人気菓子や食品などの土産品などを多数用意しているとし、「Go Toトラベルキャンペーン」を利用しての旅行等で空港を利用の際には、多くの人に「Go Toトラベル地域共通クーポン」を利用してほしいと考えているとのことだ。

なお、各店舗において、消毒液の設置、レジ前に飛沫防止シートを設置、ソーシャルディスタンスに関する案内を掲示し、対策を行っているという。

ANA FESTAは今後、店舗運営で培ったノウハウを生かし、ライセンス運営・フランチャイズ運営にも力を入れていくとしている。