朝日新聞社が提供する音声ニュースアプリ「朝日新聞アルキキ」は9月、「AI編集長 pick up」と「新型コロナ特集」の2番組を新設したと発表した。
2016年4月にiOSとAndroid用のスマートフォンアプリとしてサービスを開始した朝日新聞アルキキは、最新の音声合成技術を利用し、「新聞を聞く」音声ニュースアプリとして多くの利用者から支持を得ているという。
また、2017年からはGoogleアシスタントやAmazonのAlexaなどの音声AIアシスタントでもサービスを展開している。
今回、9月16日にスマートフォンアプリ(iOS、Android)で新番組を2つ開設したことを発表。
従来の「新着総合」「政治」「ビジネス」といった番組に加え、注目が集まりそうな記事をAIが選ぶ「AI編集長 pick up」、新型コロナウイルス関連ニュースを集めた「新型コロナ特集」の2番組が聞けるようになったとのことだ。
「AI編集長 pick up」は、同社メディアラボが最新の機械学習を活用してよく読まれた記事の傾向を分析し、 最新のニュースから注目が集まりそうな記事を抽出しているという。
毎日12時、18時、24時の3回更新となっており、アプリのダウンロードやサービス利用は無料。
同社は、今後も、新番組追加など、音声ニュースを充実させていく予定であるとし、朝日新聞アルキキは、最新の技術を活用し、ユーザーに価値のある情報を届けていくとしている。
また、更なるサービス向上を進め、様々な利用シーンで愛用される音声ニュース配信サービスを実現していくとのことだ。