Amazon Musicは日本時間9月16日22時より、日本、米国、英国、ドイツにおいて、数百万のエピソードを揃えた音声コンテンツ、ポッドキャストをAmazon Musicの全サービスで配信を開始すると発表した。

ラジオの人気トーク番組やニュース、カルチャー、英会話などの人気のポッドキャストを追加料金無しでストリーミングおよびダウンロードすることができ、Amazon Musicのユーザーは、iOS、Android向けのAmazon Musicアプリ、Amazon EchoシリーズなどAlexa搭載デバイス、またはウェブプレイヤーからポッドキャストにアクセスすることができるという。

今年1月、Amazon Musicは全世界で5,500万人の利用者に到達したことを発表し、引き続き音楽への投資を続けている。

今回、ポッドキャストの提供を始めるにあたり、Amazon Musicは、Amazon Musicアプリや音声サービスAlexaを介して、ポッドキャストのクリエイターを何千万人ものユーザーに紹介することで、利用者の拡大を期待しているとのことだ。

ポッドキャストの優れた点の一つは、いつでもどこでも好きな時に音声コンテンツを楽しめることであるとし、放送時間や有効期限を逃す心配がないという。

また、通勤中や朝のコーヒーを淹れているときに、気軽にニュースをチェックすること、合間の時間を英会話などのコンテンツを聴くこと、お笑いやトーク番組を聴いてリフレッシュすることもでき、ポッドキャストを使えば、目で読むことなく、聴くだけで新しい情報の取得が簡単になるとしている。

Amazon Musicモバイルアプリ、ウェブプレイヤーのポッドキャストページでは、カテゴリ別の人気のポッドキャスト番組、おすすめのポッドキャスト番組などを編成して提供。

また、利用しているデバイス間で、停止したところから再生を続けることができ、例えば、ランニング中にモバイルで再生し、帰宅後にEchoデバイスにシームレスに移動して、途中から再生することも可能であるという。

なお、Alexaを使用したポッドキャストは、日本では9月17日午前10時から有効であるとしている。