GMOインターネットは、プロバイダーサービスのカスタマーサポートを担う拠点として、11月2日に宮城県仙台市に新オフィス(仙台オフィス)を開設することを発表した。
これに先立ち、9月7日に、宮城県行政庁舎において「GMOインターネットの立地に関する覚書」に関する締結式(調印式)ならびに合同記者発表会を実施した。
仙台オフィスは、GMOインターネットが提供するプロバイダーサービス「GMOとくとくBB」のカスタマーサポートを担当する地方拠点となる。
9月中旬から採用活動を本格的に開始し、11月のオフィス開設より、順次本社(渋谷区)からの業務移管と合わせて事業を開始、2021年3月には100名体制で本格稼働する予定とのことだ。
仙台オフィスは今後、事業の拡大に合わせて、カスタマーサポート業務だけでなくシステム部門であるエンジニアの拠点としての活用、ならびに障害のある人の雇用も検討しているという。
仙台市では地域経済の活性化・地元の雇用創出を目的に、IT産業の進出しやすい環境整備に取り組んでいることから、今回、同社は優秀な若手人材が多く集まり、なおかつ企業立地支援が充実している宮城県仙台市に着目し、同市にカスタマーサポートの新拠点を開設することを決定したとしている。