Microsoftが、Teams内でMicrosoftListsを利用できるようになったことを発表した。

MicrosoftListsは、Build2020で発表された情報整理と管理のためのMicrosoft365アプリ。連絡先や顧客情報、資金情報、商品在庫など、ユーザーにとって必要な様々な情報を整理・管理し、メンバー全員でシェアすることができる。

今回リリースされたのは、Microsoftが提供するコミュニケーションツールTeams版のMicrosoftListsアプリだ。これにより、Teams内でMicrosoftListsを利用することが可能となる。

Teamsのユーザーは、リストの追跡を開始するチャネルに移動し、「+」ボタンを押してタブギャラリーの中からリストアプリを選択、タブを追加することでこの機能を利用することが可能となる。

リスト作成には既製のテンプレートが用意されており、Teamsモバイルアプリに新設された[リスト]タブから、直接リストにアクセスしたり、リストの作成をしたりすることができるようになる。また、Teams内で新しいリストを作成する他にも、既存のリストを新しいタブとしてTeamsのチャネルにインポートすることも可能とのことだ。

さらに、Teamsでは、個々のリストについてチャネル上で会話をすることができるように。同社によれば、この機能を使用することで、リストアイテムについてチームで共同作業を行い、作業をより迅速に行うことができるようになるとのことだ。


なお、会話はTeamsのチャネルメッセージとなるため、@メンション、リッチテキスト、ステッカー、絵文字、メンション、タグ付け、添付ファイルなどのすべてのメッセージ機能の使用が可能だ。会話は、リストアイテムの右側のレールに表示され、リストをまだ表示していない可能性のある人のチャネルにも表示されるようになる。