LIFULLが提供する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME’S」は、不動産ポータルサイトで「洪水ハザードマップ」を「地図から探す」機能に追加したと発表した。
洪水ハザードマップは、想定降雨量で河川がはん濫した場合において、浸水が想定される区域をシミュレーションしたもの。
地図から探すのページを開き、画面右上にある「条件設定」をタップするとメニューが表示される。「防災情報を表示する」を選び「洪水リスク」にチェックを入れて「設定する」を押すと、洪水ハザードマップが表示されるとのことだ。
近年全国各地で、集中豪雨による水害で住宅に甚大な被害が生じている。国土交通省「災害リスク地域に居住する世帯の状況」(出典:国勢調査及び国土数値情報より国土交通省作成)では、土砂災害・水害のリスクがあるエリアに居住している世帯が約23%あると推計されており、不動産取引時においても、水害リスクに係る情報が契約締結の意思決定を行う上で重要な要素となっている。
これらの背景を受け、同機関より、水害ハザードマップにおける物件の所在地の説明義務化が8月28日より施行するとのことだ。