DAZNとJリーグは、既存の10年間のパートナーシップを2028年まで2年延長し、従来のスポーツ放映権モデルを再定義するべく新たなパートナーシップを締結したと発表した。

今後8シーズンにわたり明治安田生命Jリーグの全試合を配信、プロフィットシェアモデルを基盤とした新しい形でのパートナーシップは、Jリーグの未来、そしてDAZNが日本のファンにとって一番のフットボールメディアとなることを支えていくとしている。

今回の合意内容は、延長された期間によってDAZNの単年の固定放映権料平均金額が減額されるなか、JリーグがDAZNの日本における継続的な成長からの恩恵を受けることを可能とするプロフィットシェアモデルとなっているという。

これは、近年の音楽業界で音楽レーベルとストリーミングサービスが各ステークホルダーに利益をもたらすという成熟した商用モデルにインスパイアされているとのことだ。

さらに、このパートナーシップに基づいた構造は、権利元とコンテンツ配信業者、双方に成長と進化をもたらす、新しい関係性を築くモデルであるとDAZNは信じているという。そしてこれは、継続して日本サッカーの発展に投資する両社にとってより成長を促進するものと捉えているとしている。

また、DAZNは、さらなる成長に向けて既存のコアマーケットの事業拡大に力を入れており、今年中には200以上の国と地域でグローバル展開をしていく予定であるとのことだ。