AIが求職者の市場価値を判断、転職時の市場価値把握をサポート
ジョブクル転職は、スマートフォンからチャットで簡単にプロのアドバイザーに相談できるオンライン型AI転職エージェント。
これまで、ジョブクル転職は、求職者の転職活動をサポートするために、主に以下の3つの機能を提供している。
転職のプロに要望を伝えることで、いつでもどこでも質問・相談ができる「チャット機能」、求人お届けAI「ジョボットくん」がユーザーの好みを学習し求人情報を紹介する「レコメンド機能」、企業人事から直接オファーを受け取れる「オファー機能」。
AI市場価値算出機能を加えることで、求職者は自身の年齢・学歴・経験職種など入力することにより、正確な市場価値を把握することができるようになる。また、採用企業は、求職者の詳細なデータ入力によって、マッチング精度の向上につなげることが可能だ。
AI市場価値算出機能は、求職者の入力内容からの単純なロジック算出ではなく、機械学習を活用することで、より正確な市場価値を算出する。
AI市場価値は以下のようなステップで算出される。
1、国内外のコンペティションの上位入賞者も頻繁に利用する機械学習手法(アンサンブル学習)を使用。
2、ジョブクル転職の約40万人のユーザーデータを解析し、年齢・経験職種・マネジメント経験などから市場価値を算出。
3、所得統計などの市場データを利用し、予測の妥当性を検証・調整することによって誤差の少ない市場価値を算出。
AIを活用した面接サービス 採用基準の統一に貢献
客観的な判断ができるAIは、採用面接や市場価値把握などでの活用が増えていきそうだ。
株式会社タレントアンドアセスメントは2020年7月21日、同社が提供する対話型AI面接サービス「SHaiN」の導入企業が200社を突破したことを発表した。SHaiNは、受検者がスマートフォンを利用し、非対面・非接触で24時間365日どの場所でもAIと対話しながら面接できるサービスだ。
SHaiNは、タレントアンドアセスメントが開発した戦略採用メソッドをもとに、人の代わりにAIが採用面接を実施する。これにより、人が面接するときに課題視されていた氷菓のばらつきが改善され、採用基準の統一、先入観のない公平な選考が実現される。
SHaiNを活用することで企業側は、評価レポートなどの結果を参考に、対面の面接時には候補者ごとに適した質問をしたり、候補者の特徴に合わせた動機づけをしたりすることで、内定辞退防止に活用できる。さらに、入社後の人材配置や育成などに生かすことも可能だという。