アシックスジャパンは、子どもの健全な育成を目的とした「One Future Project(ワンフューチャープロジェクト)」を発足し、その一環として特定非営利活動法人 放課後NPOアフタースクール(以下、放課後NPOアフタースクール)と共同で、「カラダかるた」コンテンツを開発したと発表した。

今後、多くの子どもたちが体験できるよう、放課後NPOアフタースクールと連携しながら実施場所を決定していく予定であるとしている。

国内では現在、子どもたちの体力がその親世代が子どもだった頃(30年前)に比べて大幅に下回っている、といった文部科学省の調査報告があり、さらに新型コロナウイルス感染症の影響で運動できる環境が制限されるなど、子どもの運動不足が深刻化しているという。

同プロジェクトは、こうした社会課題を解決するべく立ち上げられた。

カラダかるたコンテンツは、子どもたちが「遊びながら自然にスポーツが好きになる」継続的な運動の場を提供したい、との思いから企画され、小学生を対象とし、人数を問わず遊べるものになっている。

かるたは全部で38種類あり、パラスポーツを含めたさまざまな競技の画が描かれており、クイズ出題やかるたに描かれた競技のジェスチャーをするなど、ゲーム感覚で体を動かしながら遊ぶことで、運動しながらスポーツへの知見も高めることができる内容としたとのことだ。

カラダかるたの特徴は以下。

  1. 遊びながら「体力」がつく
  2. クイズ&ジェスチャー遊びで「考える力」がつく
  3. チームプレーで「協調性」が養われる

遊び方では、「走って正解ゲット! スポーツ当てクイズ」、「ジェスチャーで伝えて!エアスポーツ神経衰弱」など例を挙げている。

なお、同プロジェクトのコンテンツは、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、一部変更を加えるなど十分な配慮を行ったうえで内容を決定していくとしている。