三井住友ファイナンス&リース(以下、SMFL)は、LCIヘリコプターズ(以下、LCI)と共同でヘリコプターリース事業を展開することで合意したと発表した。
両社は、すでに関連する契約を締結済みであるとしており、新会社「SMFL LCI Helicopters Limited」を設立。LCIが保有しリースしている19機のヘリコプターを譲渡することで、同事業をスタートさせるという。
なお、出資比率は、SMFLが90%、LCIが10%となり、新会社はSMFLの連結子会社となるとのことだ。
対象となるヘリコプターは、世界各地で発生する救急医療のための搬送や山岳・沿岸海域での探索救難など人員輸送などで広く使用している。今後もそれぞれの分野で需要拡大が見込まれている機材であるという。
同社らは、SMFLの資金調達をはじめとする財務面における強さや、航空機リースおよびエンジンリースで培った経営管理面の知見・ノウハウと、LCIのヘリコプターリース業界で世界トップクラスの実績や実務運営面での知見・ノウハウを持ち寄って共同で事業を展開するとしており、双方の航空関連ビジネスの事業領域・規模の拡大を図っていくとのことだ。