保育園・幼稚園・学童・スクール・小学校などのこども施設で働く先生の毎日をサポートするICTシステム「CoDMON」を提供するコドモンは、NTT西日本グループと公立保育所における導入について協業を開始すると発表した。
コドモンは、2019年にNTT東日本グループとも協業を開始。今後全国規模で展開していくとしている。
こども施設向けICTシステム・CoDMONは、保育園や幼稚園で働く先生と保護者に対して、こどもたちと向き合うゆとりを持つための各種支援ツールを提供するSaaSであるという。
公立保育所などでの利用における主なポイントには以下の3点が挙げられている。
- クラウド型サービスのため、施設内にサーバーを設置する必要がなく、サーバーのメンテナンスが不要であること
- 自治体から要望の多いLGWAN(※)経由の利用にも対応していること
- 公立保育所への業界NO.1の導入実績に基づき、公立ならではの課題に対応した導入・運用サポートを提供できること
近年、待機児童をはじめとした保育分野の各種問題が提起されている中、厚生労働省の調査でも、保育所等定員数および利用児童数は増加傾向にあり、保育施設を支える保育士の確保と、保育業務の効率化への重要性が高まっているという。
今回同社らは、CoDMONの更なる導入推進に向けて、NTT西日本グループの持つ技術や地域密着のサポート力を活かしながら、地域社会の課題解決に貢献するという共通のミッションのもとに協業に至ったとのことだ。
(※)LGWAN(総合行政ネットワーク):地方自治体のコンピュータネットワークを相互接続した、インターネットと分離された閉域ネットワーク