KDDIとレッドブル・ジャパンは、au 5GやIoTなど先端テクノロジーを活用したトップアスリートの高度かつ迫力ある映像コンテンツの創出やトレーニングの高度化など、スポーツ・エンターテインメント領域における新たな価値の創出を目的に、包括的パートナーシップを構築したと発表した。

KDDIとレッドブル・ジャパンの取り組みイメージ動画

包括的パートナーシップの内容は以下。

1.先端テクノロジーを用いた新たなスポーツ観戦体験を協創

両社は2020年9月以降、レッドブル・ジャパン主催の国内イベントにおいて、au 5Gを活用し、 マルチアングル映像やライブ配信、XR視聴など先端テクノロジーを用いた映像コンテンツを制作する。

また、ネットとリアルの両面で連携することでスポーツの観戦や体験を拡張するとしている。

2.レッドブル・ジャパンのアスリートの支援と新たな「英雄」の発掘

両社はレッドブル・ジャパンに所属する世界中のトップアスリートを「英雄」と位置づけ、au 5GやIoTなどを活用し、次世代を担う「英雄」の発掘と成長を促す取り組みを推進していく。

また、「英雄」の持つ魅力や迫力を届けるオリジナルコンテンツの配信も予定している。

3.レッドブル・ジャパンのコンテンツをau スマートパスプレミアムやKDDI 直営店などで展開

6月30日以降、auスマートパスプレミアムやKDDI直営店にて、レッドブル・ジャパンが制作したスカイダイビングやエアレースなどを選手目線で体感できるVR映像を展開。

さらに、KDDI直営店では、レッドブル・ジャパンが主催するイベントと連動したau 5Gを用いたXR体験やライブ映像視聴ができる特設ブースを設置。

映像配信を通して、イベント会場だけでなく自宅・外出先・KDDI直営店から高揚感のある新たなスポーツ・エンターテインメント体験できるという。

なお、両社はこれまでも、2020年2月にレッドブル・ジャパンが主催した「Red Bull Ice Cross World Championship」において、滑走する選手の視点をVRで体験できる「ドーム型VRスペース」や、コース上に設置された自由視点映像技術「4DREPLAY」のカメラで撮影した映像が体験できる特設ブースの設置など、エクスストリームスポーツの観戦体験を拡張する取り組みを実施し、協力関係を築いてきた。

今回の包括的パートナーシップを通じ、両社はスポーツ・エンターテイメントの価値を高めるとともに、先端テクノロジーとエクストリームスポーツを組み合わせた、新たな体験を創出していくとのことだ。