東京タワーが、5月28日より展望台の営業を再開すると発表した。

また、通常は土・日・祝日に限り開放している、⾼さ150mまで続く約600段のオープンエア外階段を、5月28日から6月14日までの毎⽇開放するとのことだ。

運営しているTOKYO TOWERは、感染症対策として、以下の防止策を実施するという。

・アテンダントおよびスタッフの健康管理の徹底
 毎朝の検温、感染防止のマスクおよびフェイスシールドの着用、定期的な手洗いの励行と消毒の徹底に努め、「完全2交代制勤務」によるリスク分散を図る。

・館内設備についての消毒と清掃の徹底を実施
 展望台、エレベーター、レジカウンター、手すりなどを含む館内全館に抗菌コーティングの実施。また、館内清掃・消毒と清掃を徹底。

・飛沫防止対策用のシートを設置
 チケットカウンター、インフォメーションカウンターに飛沫防止対策用のシートを設置。

・ソーシャルディスタンスマークの設置
 見学時の目安となるよう、館内各所にソーシャルディスタンスマークを設置し、アテンダント・スタッフも通常より、見学者との距離をあけて対応。
また、混雑状況によっては、展望台やオフィシャルショップへの入場制限をするという。

さらに、来塔者へは、マスクの着用や検温、消毒、ソーシャルディスタンス確保、エレベーターなどの定員設定を呼びかけ。検温にて37.5度以上の場合には入場を断るとのことだ。

なお、5月28日から6月14日までの期間に関しては、従来の「トップデッキツアー」を「トップデッキ専用エレベーターツアー」として運用し、トップデッキまでに搭乗する3種類のエレベーターすべてを、完全貸切で案内するという。同ツアーの人数制限は1~4人まで、料金は一律8,000円としている。