NTTデータとSocial Coin社(以下、Citibeats)は、Twitterの投稿をもとに新型コロナウイルス感染症に関する市民の声を、地域ごとに理解するためのモニタリングサイトを5月27日に一般公開したと発表した。

モニタリングサイトでは、Twitter上に投稿された大量データについて、どの都道府県に関する投稿かを分類し、さらにテーマに分けることで、47都道府県別に関心が高い話題を確認することが可能になる。

新型コロナウイルス感染症テーマを対象として取り扱い、モニタリングサイトでは市民からフィードバックを募り、テーマの拡張など随時アップデートをしていく予定としている。

新型コロナウイルス感染症への対策が求められるなか、地域ごとに異なる課題や市民の関心事を迅速に把握することの重要性が高まっている。

このような「ウィズコロナ(withコロナ)」(コロナとの共存・共生)時代において、行政機関や地方自治体がタイムリーに市民の関心事、心配事等を把握することが求められると想定される。

そこで、Tweetデータを提供しているNTTデータと、AIを活用したクラスタリング技術を提供しているCitibeatsは、市民の声を把握することに役立つ情報を継続的に提供するために、日本国内の新型コロナウイルス感染症への関心事を地域ごとに分類したモニタリングサイトの公開に至ったとのことだ。