京都府八幡市で大規模物流施設「MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅱ」を着工 2028年竣工予定
三井不動産と日鉄興和不動産は、京都府八幡市で開発を進める大規模物流施設「MFLP・LOGIFRONT 京都八幡Ⅱ」を着工したと発表した。

同施設は、地上4階建てのダブルランプ型物流施設で、延床面積は約16万1,565平方メートル。2026年3月に着工した「MFLP・LOGIFRONT 京都八幡Ⅰ」と一体で開発を進めており、2棟とも2028年9月末の竣工を予定しているという。
同施設は、第二京阪道路や新名神高速道路などへのアクセスに優れた立地に位置。建物の長辺約400メートルを活用し、1フロアあたり約3万4,000~3万9,000平方メートルの大規模な倉庫空間を確保しているとのことだ。
保管や仕分け、搬送、出荷などの工程を効率的に配置できる設計とするほか、全階で2.0トンのフォークリフトが走行可能な床仕様を採用するという。

車両設備については、普通自動車用の駐車場を約585台分、トラック待機駐車場を約35台分、トラックバースを約310台分設け、合計約930台規模の車両受け入れに対応。
また、各階のすべてのトラックバースでロングウイング車の接車を可能とし、1階東側には南北両面バースを設置。ダブルランプ型の構造と組み合わせることで、車両の入出庫や荷役作業の効率化を図るという。
災害対策としては、最大72時間対応の非常用発電機を設置するほか、近隣を流れる大谷川による浸水被害を想定し、敷地のかさ上げなどを実施。災害時の事業継続性にも配慮した施設とする方針としている。
治水対策では、敷地内に多数の雨水貯留槽を設置し、開発前の農業用地が持っていた保水性を上回る雨水貯留能力を確保する計画。また、敷地を縦断する水路の氾濫を防ぐため、河川水を一時的に貯留する湛水池も整備し、地域の水害リスク低減に貢献するとしている。
さらに、施設で働く人の利便性や快適性を高めるため、ラウンジや休憩空間を充実させるとのことだ。京都八幡Ⅱの4階北側には、眺望を生かしたラウンジやレクリエーションに利用できるテラスを設けるほか、両施設のラウンジには売店を導入する予定だという。
上層階の倉庫内には空調設備も導入し、作業環境の快適性向上を図るとしている。

地域との連携にも取り組む。施設内では地域産品を使用した弁当などを販売する予定で、施設利用者に地域農産物や食品に触れる機会を提供するという。
加えて、三井不動産グループが運営する公式通販サイト「Mitsui Shopping Park &mall(アンドモール)」とも連携し、地域産品の出品・販売を予定。施設内での販売とECサイトを組み合わせ、地域農産物の販路拡大や認知度向上につなげる方針としている。
■MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅰ・Ⅱ 物件概要
物件名称:
MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅰ、MFLP・LOGIFRONT京都八幡Ⅱ
所在地:
京都府八幡市戸津水戸城301他
アクセス:
第二京阪道路「京田辺松井」ICから約3.7km
新名神高速道路「八幡京田辺」ICから約2.8km
京阪本線「樟葉」駅 バス約12分、京阪バス「御幸谷」停留所から徒歩7分
敷地面積:
Ⅰ/約36,620平方メートル(約11,077坪)
Ⅱ/約78,815平方メートル(約23,841坪)
延床面積:
Ⅰ/約80,359平方メートル(約24,308坪)
Ⅱ/約161,565平方メートル(約48,873坪)
規模・構造:
Ⅰ/地上4階建て・スロープ・鉄骨造
Ⅱ/地上4階建て・ダブルランプ・鉄骨造
用途:
倉庫(倉庫業を営む倉庫)
着工:
Ⅰ/2026年3月16日
Ⅱ/2026年11月2日
竣工:
Ⅰ/2027年8月末(予定)
Ⅱ/2028年9月末(予定)