AMP

AMP CLOSE×

埼玉県川口市で次世代自動化物流センター「イオン川口東XD」稼働開始 店舗別の仕分けから混載積み付けまで自動化

イオン、イオングローバルSCM、Mujinは、埼玉県川口市の次世代自動化モデルセンター「イオン川口東XD」を本格稼働すると発表した。フィジカルAIを搭載したロボットを導入し、店舗別の仕分けから複数種類の商品を組み合わせた積み付けまでの一連の工程を、イオンとして初めて自動化するという。

イオン川口東XDにおけるWESによるデータ化のイメージ

同センターは、2023年10月に発表したイオンとMujinのパートナーシップに基づき整備されたもの。イオンは、物流を取り巻く課題や脱炭素、インフレへの対応を見据え、安定的で持続可能な物流体制の構築に向けた「物流構造改革」を進めている。

2024年7月に稼働した「イオン福岡XD」では、自動倉庫からの出庫や仕分け設備への投入工程を自動化しており、今回のイオン川口東XDでは、さらに店舗別の仕分けから混載積み付けまで自動化の対象を拡大した。

新センターには、都市型の小型食品スーパー向けの複雑な店舗別出荷に対応するため、フィジカルAIを活用した「混載パレタイズロボット」と「ケース順立てシャトルラック」を導入。さらに、倉庫運用管理システム「WES」によって各設備と作業者を連携させ、出荷工程全体を管理するという。

入荷~出荷作業を自動化

従来、人手に依存していた混載積み付け作業では、商品のサイズや重量、組み合わせが毎回異なることに加え、作業中の位置ずれや荷崩れなどへの対応が必要で、自動化が難しいとされてきた。

今回導入したロボットは、出荷オーダーに応じて積み付け計画を事前にシミュレーションし、3Dビジョンで積載状態を確認しながら商品を積み付ける。位置ずれや荷崩れが発生した場合も、現場の状況に応じてロボットの動作をリアルタイムに制御し、作業を継続できるという。

また、Mujinと共同開発したWESは、ロボットアームや無人搬送車(AGV)、シャトルラックなどの自動化設備に加え、ハンディ端末を通じた作業者への指示も一元管理する。

店舗ごとの出荷情報や締切時刻に応じて、商品の供給順序や設備の動作、作業指示を調整するほか、出荷進捗や処理実績、設備の稼働率、作業状況などをリアルタイムで可視化するという。

このほか、出荷の優先順位に応じて商品を高速出庫する「ケース順立てシャトルラック」や混載パレットから商品を自動で荷下ろしする「混載デパレタイズロボット」なども導入した。

さらに、AGVとデジタルピッキングシステムを連携させることで、作業者の歩行距離を大幅に削減する仕組みも取り入れている。

Vote

    あなたの年齢を教えてください
    あなたの性別を教えてください
    あなたの年収を教えてください
    勤務先でのあなたの役職を教えてください
    勤務先の会社規模を教えてください
    1カ月あたりの自己投資額を教えてください
    起業経験や起業意向について教えてください
    資産運用について行っているものを教えてください(複数回答可)