ビオストック、群馬県高崎市発の地域資源循環モデルを本格始動 地域で発生する「食品残さ」を堆肥や再エネへ転換
ビオストックは、地域の食品関連事業者から発生する食品残さの受入れを開始することを発表した。
同社は、2026年4月より高崎市内の学校・保育施設の給食から発生する食品残さの受入れを開始し、同社のメタン発酵バイオガス施設「バイオガスプラント高崎」において堆肥や再生可能エネルギーへ転換する取り組みを実施。
今回、2026年10月から地域の食品関連事業者から発生する食品残さの受入れを開始。これにより、地域で発生する食品残さの焼却処理や域外処理の削減を図るとともに、堆肥や再生可能エネルギーとして地域へ還元する資源循環の拡大を通じて、脱炭素社会の実現や地域課題の解決に貢献するとのことだ。

同モデルでは、高崎市内約80の学校・保育施設の給食や地域の食品関連事業者から発生する食品残さをバイオガスプラント高崎に集約。集められた食品残さはメタン発酵により再生可能エネルギー(熱・電気)へ転換され、平常時は施設内で消費するとともに、災害時にも活用できるようその一部を蓄電。
副産物として生成される堆肥は約80の学校・保育施設へ還元し、花壇づくりに活用してもらうことで、子どもたちが資源循環を身近に学ぶ環境づくりに貢献している。
さらに、消化液(液体肥料)についても、地域農業での活用に向けた検討を進めることで、地域内で資源が循環する仕組みの構築をめざすとしている。

地域脱炭素への貢献として、最大処理能力4.9t/日のバイオガスプラントを活用し、給食から発生する食品残さおよび地域の食品関連事業者から発生する食品残さを地域内で資源化し、焼却処理や域外処理に伴う運搬時に発生するCO2の削減を図るという。
また、バイオガス発電により創出された電気の一部を、災害時にも活用できるよう備えることで、地域のレジリエンス強化に貢献。
加えて、学校や企業からの施設見学を受け入れ、資源循環や再生可能エネルギーに関する環境教育を実施することで、環境意識の醸成や行動変容の促進にも取り組んでいくとのことだ。
◼️施設概要
施設名称:バイオガスプラント高崎
所在地:群馬県高崎市倉賀野町3210-1
事業区分:中間処理(破砕分別、発酵)
処理能力:4.9t/日
処理方式:
破袋分別
メタン発酵:嫌気性発酵(メタン発酵)
産業廃棄物の種類:
動植物性残さ、汚泥(食品残さに限る)、廃酸(食品残さに限る)、廃アルカリ(食品残さに限る)、廃油(食品残さに限る)、廃プラスチック類(食品残さの梱包容器類に限る)