生活困窮経験者の8割以上が「孤立」を実感 「金銭的な制限」「連絡先の喪失」が孤独の二大要因に
INDEX
誰でもスマホリサーチセンターは、10月10日の「世界メンタルヘルスデー」に合わせ、過去に生活費や各種支払いに困窮した経験を持つ同社ユーザーを対象に「生活と孤独・通信手段に関する調査」を実施し、結果を公表した。
◼️生活困窮経験者の8割以上が孤立を経験 要因は「金銭的ゆとり」と「連絡先」の喪失
過去に生活費等の支払いに困窮した経験がある人を対象に、孤立・孤独感について調査したところ、83.8%が「これまでに孤立や孤独を感じた経験がある」と回答。
その具体的な理由を尋ねたところ、「収入が少なく、外出や人付き合いにお金を使えなかった」が50.1%、「携帯電話・連絡先がない、または不十分だった時期があった」が47.7%となり、金銭的な制限と連絡手段の不足が同一設問内で僅差の二大要因として並ぶ結果となった。

◼️孤独を感じた人の半数近くが、体調への変化を実感
孤独を感じていた時期の影響について確認したところ、「気分が落ち込むことが増えた」(59.8%)などの心理的影響に加え、45.8%が「眠れない、食欲がないなど、体調に影響が出た」と回答。
連絡手段や周囲とのつながりを欠いた状態が長期化することで、精神的な負担にとどまらず、身体的な不調にまで波及している様子がうかがえる。

◼️通信手段(連絡先)の再取得により、65.4%が孤独感の緩和を回答
一方で、一度途絶えた連絡先(携帯電話)を取り戻した後の状況について尋ねたところ、対象者の65.4%が孤独感が「和らいだ」と回答。
特に、孤独を感じた理由に「連絡先がない、または不十分だった」を挙げていた人に限ると、74.8%が「和らいだ」と回答している。
なお、「特に関係がなかった」(11.2%)や「かえって悩みが増えた」(3.2%)とする回答も一定数見られたものの、通信手段の確保が社会や他者とのつながりを再構築し、孤立感を軽減するための有効な手がかりの一つとなっていることがわかった。

【調査概要】
調査対象:過去に「家賃・光熱費の不払い」「食費の削減」「医療・薬の控え」「通信契約等の喪失・解約」などの生活困窮経験があり、現在「誰でもスマホ」を利用しているユーザー
調査期間:2026年9月16日〜2026年9月24日
調査方法:インターネット調査
調査機関:誰でもスマホリサーチセンター
有効回答数:445名(Q12回答者:445名/孤立・孤独経験者:373名)
<参考>
誰でもスマホ リサーチセンター『生活と孤独・通信手段に関する調査』