コスモ石油など、香川・坂出市で家庭の廃食用油をSAF原料に 四国初、市内8カ所で回収開始
コスモ石油、香川県坂出市、日揮ホールディングス、レボインターナショナル、SAFFAIRE SKY ENERGYは、使用済み食用油の資源化促進に向けた連携協定を締結した。

家庭などから回収した廃食用油を国産SAF(持続可能な航空燃料)の原料として活用する取り組みで、四国地方では初としている。
協定に基づき、坂出市では市役所本庁舎や市立体育館、公民館、スーパーなど市内8カ所に家庭系廃食用油の回収拠点を設置し、9月30日から回収を開始した。
回収した廃食用油はレボインターナショナルが収集・運搬し、大阪府堺市にあるSAFFAIRE SKY ENERGYのSAF製造プラントへ搬送するという。そこで国産SAFの原料として再資源化するとしている。

坂出市では、すでに市学校給食センターから排出される廃食用油を2023年8月から国産SAF向けに提供しており、2025年度には年間約4,500kgを活用した。
今回の取り組みでは、これを家庭にも広げることで、廃棄物削減や資源循環を進めるほか、市民が脱炭素に参加できる機会の創出にもつなげるという。
坂出市は今後、家庭系廃食用油の回収拠点拡大を検討するとともに、SAFや資源循環、ゼロカーボンシティに関する情報発信や啓発も進めるとしている。