大阪府堺市で物流施設「プロロジスパーク堺」が2027年6月着工 地域配送から広域配送まで対応
プロロジスは、大阪府堺市で開発を進める物流施設「プロロジスパーク堺」について、2027年6月に着工し、2029年2月末に竣工する予定だと発表した。

同施設は、敷地面積約1万7,400平方メートル、地上4階建て、延床面積約3万7,000平方メートルの物流施設として開発する計画である。入居企業の業態やニーズに応じて、特定企業専用のBTS型と、複数企業が入居するマルチテナント型の双方に対応可能な施設とするという。
開発地は堺市の内陸部に位置し、大阪府道2号大阪中央環状線にも近接する。大阪市内へは約30分、関西国際空港へは約40分でアクセスでき、近畿各府県へも約1時間で到達可能だという。大阪港へのアクセスにも優れ、陸・海・空を利用した配送拠点としての活用を想定しているとのことだ。
また、周辺には製造業を中心とした企業が立地していることから、取引先の近隣で納入品を保管する「門前倉庫」としての需要も見込むという。
施設の1階には、物流作業や搬出入の効率化を目的として両面バースを採用する。荷物用エレベーター2台と垂直搬送機4台を設置し、在庫保管型のDCと、通過・仕分け型のTCの双方の運用に対応する計画である。
倉庫部分は、トラックと倉庫間の荷役をスムーズに行えるよう、ドックレベラー2基を備えた高床式を採用。保管効率と庫内レイアウトの柔軟性を両立した汎用性の高い仕様とすることで、多様な業種・用途の物流ニーズに対応するとのことだ。
1~4階の倉庫内には作業環境改善用の空調を導入し、一部にシーリングファンを設置する。外構部には136台分の駐車場を整備し、自家用車による通勤にも対応。
環境負荷低減に向けては、通常のLED照明と比較して電力使用量を半減できるという高天井用センサー付きスマートLED照明を倉庫内に採用するほか、屋根面に太陽光発電設備を設置する予定だという。防災・BCP対策として、緊急地震速報システムや災害用無線機「ハザードトーク」の導入も計画しているとのことだ。
■計画概要
名称:プロロジスパーク堺
開発地:大阪府堺市東区石原町
敷地面積:17,364.19平方メートル(5,252.67坪)
計画延床面積:36,675.35平方メートル(11,094.29坪)
構造:地上4階建て
着工:2027年6月
竣工予定:2029年2月末