アサヒ飲料、「CO2を食べる自販機」で回収した吸収材を賃貸マンションのタイルに活用 2027年3月以降導入
アサヒ飲料は、フェイスネットワークが開発する賃貸マンションの建築現場に「CO2を食べる自販機」を9月15日から順次設置し、同自販機で回収したCO2吸収材を配合した「二酸化タイル」を、2027年3月以降に賃貸マンションへ導入すると発表した。

「二酸化タイル」は、アサヒ飲料と日本エムテクスが共同開発した建材。CO2吸収材を含む原料を圧縮・硬化して製造するため、高温で焼成する必要がなく、同程度の厚みの焼成タイルと比較して、製造から工場出荷までのCO2排出量を抑えられるとしている。
「CO2を食べる自販機」は、飲料販売に加え、内部に搭載した特殊な吸収材で大気中のCO2を回収する自動販売機。1台あたりの年間CO2吸収量は、稼働電力由来のCO2排出量の最大20%に相当し、スギ約20本分の年間吸収量に相当するという。
同自販機は2023年6月に展開を開始し、2026年7月末時点で全国9,000台以上を設置している。
これまで回収したCO2は、自治体や企業と連携し、コンクリートやアスファルト、タイルなどの原料として活用してきた。
今回の取り組みでは、自動販売機によるCO2回収から建材への再利用までを一体で行うことで、CO2を資源として循環させるモデルの構築を進めるとしている。