AMP

AMP CLOSE×

羽田空港第1ターミナル、北側サテライト施設を9月1日に供用開始 約33年で初の大規模拡張

日本空港ビルデングは、羽田空港第1ターミナルの「第1ターミナル北側サテライト施設」を9月1日に供用開始すると発表した。第1ターミナルでは、1993年9月の供用開始以来、約33年で初となる大規模な施設拡張である。

羽田空港第1ターミナル、「北側サテライト施設」を9月1日に供用開始

同施設は、将来の航空需要拡大への対応や旅客利便性の向上を目的に整備したという。2階部分にはコンコースやゲートラウンジ、固定橋(搭乗口)6スポットを設置。航空機への搭乗・降機時に利用していたバス輸送による移動負担の軽減にもつなげるとしている。

施設には、国産のカラマツやスギなどを構造材として使用した「鉄骨造・木造ハイブリッド構造」を羽田空港で初めて採用。1階を鉄骨造、2階以上を木造とする構造で、使用した木材は約1,800立方メートル、樹木約1万本分に相当するという。建設時のCO2削減や、木材利用による森林資源の循環にも貢献するとのことだ。

ゲートラウンジ

環境性能では「ZEB Oriented」認証を取得し、一次エネルギー消費量を30%以上削減。さらに、太陽光発電によって年間約53万kWhを発電し、施設内で消費する電力の約80%をまかなうとしている。

旅客の移動を支援する設備として、施設内には往復計10基の動く歩道を設置するほか、自動走行モビリティ「iino」の新モデルを導入。航空機に搭乗する旅客向けの自動運転サービス「WHILL」についても、運用エリアを北側サテライトまで拡大するという。

自動走行モビリティ「iino」

26番ゲート付近には、カードラウンジ「FOREST LOUNGE」を9月1日に開業する。羽田空港では初となるカフェ一体型のラウンジで、座席数は22席。ターミナルの建築端材やカーボンニュートラル素材を一部に活用し、木質素材や緑を取り入れた空間としたという。

提携クレジットカードを保有していない旅客も、カフェでドリンクやスイーツなどをテイクアウトできるほか、羽田空港限定の土産も販売。ラウンジ内には、かつて空港で使われていたフラップ式案内表示器をデジタルで再現した「ソラリー式FIS(フライトインフォメーション)」も設置するとのことだ。

カードラウンジ「FOREST LOUNGE」

また、日本空港ビルデングは住友林業のサポートのもと、森林資源の循環と脱炭素社会の実現を目指す「Airport Forest Circle Project」を推進する。空港で育てた苗木を森に植樹し、成長後に収穫した木材を再び空港内の家具や建材などに活用する取り組みで、第1弾として空港内で幼苗の育成を始めるという。

北側サテライトには、森で育った木材を活用したキッズスペースも整備。椅子や遊具の一部には、第1・第2ターミナルの一部で回収したペットボトルキャップを再利用した素材を採用しているとのことだ。

キッズスペース

■施設概要

施設名称:第1ターミナル北側サテライト施設
供用開始日:2026年9月1日
用途:空港旅客ターミナル施設
搭乗口:6スポット(#24~#29)
建築面積:約11,000平方メートル
延床面積:約21,000平方メートル
階数:地上3階
構造:鉄骨造・木造ハイブリッド構造
主要木材:スギ、カラマツ、ナラ、カバザクラ
環境認証:ZEB Oriented
導入設備:自動走行モビリティ「iino」、「WHILL」

Vote

    あなたの年齢を教えてください
    あなたの性別を教えてください
    あなたの年収を教えてください
    勤務先でのあなたの役職を教えてください
    勤務先の会社規模を教えてください
    1カ月あたりの自己投資額を教えてください
    起業経験や起業意向について教えてください
    資産運用について行っているものを教えてください(複数回答可)