UCC、ベトナムでコーヒーの再生農業プロジェクトを始動 生産性向上と脱炭素化を検証
UCCグループは、ベトナムでコーヒー調達・加工・輸出事業を展開するAtlantic Commodities Vietnamと協働し、再生農業の考え方を取り入れたコーヒー生産プロジェクトを開始すると発表した。

同プロジェクトでは、ベトナムのコーヒー生産地域にパイロット農園を設置し、生産性の向上と環境負荷の低減を両立する生産モデルの構築を目指すという。
具体的には、日よけとなる「シェードツリー」や、地面を覆う「カバークロップ」を導入するほか、バイオ炭を含む有機堆肥を使用する。気候変動による環境ストレスへの適応力を高め、化学肥料への依存を減らしながら、コーヒーの木の生育改善や収量向上を図るとのことだ。

また、バイオ炭の施用や化学肥料の削減を通じ、コーヒー農園における温室効果ガスの排出削減と吸収を進める「カーボンインセット」のモデルも検証するという。
パイロット農園で得た知見は地域の生産者にも共有し、地域全体の気候変動への対応力向上につなげるとしている。