三井不動産、東陽町エリアに「三井リンクラボ東陽町1」竣工 幅広い研究開発ニーズに対応
三井不動産は、賃貸ラボ&オフィス事業「三井リンクラボ」シリーズにおいて「三井リンクラボ東陽町1」が竣工するとともに、東陽町エリアで2棟目となる「(仮称)三井リンクラボ東陽町2」の開発に着手したと発表した。

「三井リンクラボ」シリーズは、ライフサイエンス分野を中心とした賃貸ラボ&オフィスシリーズである。今回の2物件を加えることで、計画中の施設を含む関東エリアの拠点数は10拠点となるという。新木場エリアに加え、新たに東陽町エリアへ展開することで、両エリアにおけるライフサイエンスクラスターの拡張を図るとしている。
「三井リンクラボ東陽町1」は、東京メトロ東西線「東陽町」駅から徒歩9分に位置する賃貸ラボ&オフィス施設であり、「三井リンクラボ」シリーズとして初めて東陽町エリアに開設した都心近接型拠点である。また、シリーズとして初めて工業専用地域に立地する施設であるという。

施設はBSL2対応が可能なウェットラボ仕様を備えるほか、ドラフトチャンバーや給排水設備、都市ガス、非常用発電機を設置可能な設備計画を採用し、入居企業の研究内容や使用機器に応じた実験環境を構築できるとしている。
区画面積は最小131平方メートルから1フロア最大約4,500平方メートルまで設定可能で、スタートアップから大企業まで、研究開発の規模や成長段階に応じて利用できるという。
また、工業専用地域の立地特性を生かし、一般的なオフィスビルでは対応が難しい研究開発ニーズにも対応する。1階外構部には、化学系企業などの利用を想定した危険物貯蔵所を4基設置し、ライフサイエンス分野に加え、化学・素材分野などの研究開発活動を支援するとのことだ。
共用施設として、カフェ、ラウンジ、会議室を整備し、入居企業間や社内外の交流、イベント開催を促進する環境を整えた。2026年秋ごろには施設内にコンビニエンスストアが開業する予定であるという。

あわせて、三井不動産は東陽町エリアで2拠点目となる「(仮称)三井リンクラボ東陽町2」の開発に着手したとのことだ。「三井リンクラボ東陽町1」と一体的に展開することで、企業の成長段階や研究内容に応じた多様な研究環境を整備し、同エリアにおけるライフサイエンスクラスターの形成を推進するとしている。
■「三井リンクラボ東陽町1」物件概要
所在地:東京都江東区新砂一丁目3番15号
着工:2025年4月
竣工:2026年7月
敷地面積:約9,800平方メートル(約3,000坪)
延床面積:約20,000平方メートル(約6,000坪)
貸付面積:約16,800平方メートル(約5,100坪)
アクセス:東京メトロ東西線 「東陽町」駅 徒歩9分