シードら、使い捨てコンタクトレンズの空ケースの循環実証を開始 資源循環モデルの確立へ
シード、リファインバースグループ、三菱ケミカル、日本ポリプロは、使い捨てコンタクトレンズのブリスター(空ケース)を原料とするケミカルリサイクル(※)の実証実験を開始すると発表した。
同実証では、消費者から回収した使用済み空ケースをケミカルリサイクルによって再資源化し、再生原料を使用した新たな空ケースを製造するという。再生原料を使用した空ケースは、シードが販売するコンタクトレンズの容器として使用し、2027年の販売を計画しているとのことだ。

また、同実証ではサステナビリティとカーボンに関する国際認証制度のうち、ISCC PLUS認証に基づく管理を実施。回収から再資源化、製品化までの流通過程を記録・証明することで、リサイクルの透明性と信頼性を確保するとしている。
今後は、同実証を通じて空ケースの回収から再資源化、製品化、販売までの一貫した資源循環モデルの確立を目指すという。また、コンタクトレンズ業界における資源循環の普及・拡大に向け、4社で連携して取り組みを推進するとしている。
■各社の役割
シード:空ケースの集約、再生原料を使った空ケースを使用したコンタクトレンズの製造・販売
リファインバースグループ:空ケースの回収・一次加工
三菱ケミカル:ケミカルリサイクルによる空ケースの再資源化、ケミカルリサイクルナフサ・基礎化学品の製造
日本ポリプロ:ケミカルリサイクルPP製品(NOVAORBISTM-CR)の製造・販売
(※)使用済みプラスチックを分解し、油・ガス・モノマーなどの原料レベルにまで戻すことで、新たなプラスチック製品として再利用できるようにするリサイクル手法。