JR西日本、駅構内に古着回収ボックスを設置 循環型社会の構築に貢献へ
西日本旅客鉄道とFASHION Xは、循環型社会の構築に向けた取り組みとして、JR西日本の複数駅に「古着回収ボックス」を設置し、リユース・リサイクルにつなげることで廃棄衣類の削減を目指す取り組みを開始したと発表した。

「古着回収ボックス」は、家庭で不要となった衣類を投入できる古着専用ボックスである。利用しやすい駅に設置することで、利用者が手軽に衣類を処分できる新たな選択肢を提供し、廃棄される衣類の削減につなげるという。
回収した衣類は、可能な限り環境に配慮した形でリユース・リサイクルを実施し、循環型社会の構築に貢献することを目指すとのことだ。
また、JR西日本の駅空間を活用することで物流コストの抑制を図るとともに、回収した古着のリユース・リサイクル方法についてFASHION Xと共同で検証し、持続可能な循環モデルの構築につなげるとしている。
なお、高槻駅をはじめとする古着回収ボックス設置駅では、既に運用を開始しており、地域住民をはじめ多くの利用者が利用しているという。

JR西日本は、「JR西日本グループ環境基本方針」のもと、循環型社会の構築に貢献する取り組みを推進している。衣料品の廃棄は生活者にとって身近な社会課題であり、鉄道会社として駅や商業施設など生活動線上の拠点を活用して課題解決に取り組むことに意義があるとしている。
また、回収した古着を再販売・再活用することで新たな価値を創出し、グループ内外のパートナーとの共創を通じて循環型社会の実現を目指すとのことだ。
■設置概要
設置場所:
・JR高槻駅:北口階段下 タクシー乗り場付近
・JR摂津富田駅:2階自由通路 南口側エレベーター付近
・JR吹田駅:中央改札側 バスロータリー前
※今後は、上記3駅に加え、JR西日本エリアの駅を中心に設置箇所を順次拡大する予定である。
運用開始日:
・高槻駅:2025年9月から運用開始済み
・摂津富田駅・吹田駅:2026年4月から運用開始済み
回収ルール:
【回収できるもの】
・洗濯済みで、毛玉・汚れ・破れ・シミ・ほつれ・ニオイのない衣類
・子ども服
・バスタオル・フェイスタオル
・帽子
【回収できないもの】
・未洗濯の衣類
・毛玉・汚れ・破れ・シミ・ほつれ・ニオイのある衣類
・靴下、下着、生地、着物、帯、カーテン
・ネクタイ、スーツ
・布団、座布団、シーツ、枕などの寝具類
・絨毯、カーペット、足拭きマットなどの敷物
・靴、本、食器
・事業者から排出される古着類(作業着など)
※湿気によるカビの発生を防ぎ、適切なリユース・リサイクルを行うため、濡れたものや汚れたものは回収対象外である。
※回収ルールは変更となる場合がある。利用の際は、回収ボックス本体の案内に従うこと。
利用時の注意:
・一度投入した衣類は返却できない。
・洗濯済みの衣類を投入すること。
・ごみや回収対象外品の投入は禁止である。
・回収ボックスの中身に触れるなどの行為は禁止である。
・その他、駅・施設利用者の迷惑となる行為は禁止である。