2025年度に行われた鉄道係員に対する暴力行為は590件 飲酒ありが約半数を占める
日本民営鉄道協会、JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR四国、JR九州、札幌市交通局、東京都交通局、横浜市交通局、名古屋市交通局、福岡市交通局、ニューシャトル、北総鉄道、東京モノレール、ゆりかもめ、多摩都市モノレール、東京臨海高速鉄道、横浜シーサイドライン、愛知環状鉄道、名古屋臨海高速鉄道、Osaka Metroは、2025年度に発生した鉄道係員への暴力行為に関する集計結果を公表した。
同調査によると、2025年度に駅係員や乗務員など鉄道係員に対して発生した暴力行為は590件だったという。
暴力行為の発生件数は、新型コロナウイルス流行に伴う輸送人員の減少により一時的に減少したものの、近年は輸送人員の回復に伴い増加傾向が続いており、コロ可禍前の水準に迫っているとのことだ。

月別では、4月から10月までの各月で前年を上回る結果に。曜日別では金曜日から日曜日にかけての週末に多く、時間帯別では夜間および深夜の発生が目立ったとのことだ。

また、集計では加害者の飲酒の有無や年齢、発生場所についても分析を実施した。

鉄道各社局では、暴力行為防止に向け、啓発ポスターの掲出や警察官の巡回、警備員の配置、駅係員への研修、防犯カメラの駅構内・車内への設置などの取り組みを継続しているとしている。さらに、鉄道係員への暴力行為の実態が広く認知されることも、一定の抑止効果につながっているとの見解を示した。