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ふるさと納税の制度改正により「応援したい自治体」「寄付金の使い道」へ関心が高まる 物価高により生活必需品を返礼品に選ぶ傾向も

さとふるは、ふるさと納税の利用実態に関する調査を実施し、その結果を公表した。

■制度改正等により7割以上が「ふるさと納税制度の趣旨を意識する」と回答

同調査によると、制度改正や環境変化を受け、ふるさと納税の本来の意義について「強く意識するようになった」が8.7%、「少し意識するようになった」が32.8%という結果に。「もともと意識していた」の31.8%を含めると、7割以上が制度の趣旨を意識していることが明らかになった。

制度改正や環境変化を受けて、ふるさと納税の“本来の意義(地域を応援し、寄付金が地域に役立つこと)”を以前より意識するようになったか

制度の意義を意識するようになった理由を聞くと、「応援したい自治体を意識するようになった」が46.3%で最多となり、「寄付金の使い道を確認するようになった」が37.3%と続いた。

ふるさと納税の本来の意義を意識するようになった理由

■2割以上が寄付先の判断基準に変化。「寄付金の使い道」を重視する動きも

また、制度改正を受けて寄付先を選ぶ際の重視ポイントについて、「非常に変化した」が3.6%、「やや変化した」が19.5%となり、2割以上が寄付先選びの基準に変化があったと回答。

制度改正や環境変化を踏まえ、寄付先を選ぶ際に「重視するポイント」に変化はあったか

重視する項目としては、「お礼品」が47.5%、「お礼品の寄付額」が46.9%で上位となったほか、「寄付金の使い道」が29.4%と続いた。調査では、「寄付金の使い道」を重視する割合が前年調査より増加したとしている。

以前と比べて寄付先の自治体を決める際に重視するようになった点

■6割以上が「ポイント付与禁止後もふるさと納税の利用に変化はない」と回答

2025年10月のポイント付与禁止後の利用状況については、「特に変化はない」が63.5%で最多に。

一方で、利用行動に変化があった人の中では、「寄付先をより厳選するようになった」が12.3%、「寄付のタイミングを変えた」が9.4%という結果に。

ポイント付与が禁止された2025年10月1日以降のふるさと納税の利用において、変化はあったか

ポイント付与がない状況でも利用する理由としては、「税の控除・還付が受けられるから」が40.5%で最多となり、「お礼品を受け取ることができて魅力的だから」が37.6%と続いた。

ポイントの付与がなくてもふるさと納税を利用する理由

■旅行・体験型返礼品は3割弱が関心、利用者の6割以上が訪問・再訪

地域との関係性に関する設問では、旅行・体験型返礼品について「選んだことがある」が5.3%、「今後選びたい」が21.6%となり、合わせて3割弱が関心を示す結果に。

ふるさと納税で、旅行や体験型のお礼品を選んだことがあるか

また、実際に旅行・体験型返礼品を利用した人のうち、6割以上が「その地域を訪問または再訪した」と回答。

寄付後、その自治体への関心や行動に変化はあったか

旅行・体験型お礼品を選ぶ理由としては、「実際にその地域に行ってみたい/体験してみたいから」が57.6%で最多、次いで「思い出・体験に価値を感じるから」が29.6%となり、体験価値への関心の高さがうかがえたとしている。

旅行・体験型を選ぶ(選びたい)理由

■2025~2026年は、物価高により生活必需品を返礼品に選ぶ傾向

2025年から2026年にかけた返礼品選びの傾向については、「生活必需品(米・日用品など)を選ぶことが増えた」が35.6%となり、「ご褒美・贅沢なお礼品を選ぶことが増えた」の17.1%を大きく上回る結果に。物価高を背景に、生活必需品を重視する傾向が見られたという。

025年~2026年にかけた返礼品選びの傾向

<参考>
さとふる「さとふる、ふるさと納税の利用実態に関するアンケート調査結果を発表

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