東京メトロ、現業社員の熱中症対策を強化 ポロシャツ制服やTシャツ作業服を導入
東京メトロは、現業社員の熱中症対策として、ポロシャツ制服の試験導入やTシャツ作業服の導入、飲料配付などの施策を順次実施すると発表した。

被服による熱中症対策では、6月30日から当面の間、有楽町線の新木場駅、辰巳駅、豊洲駅、月島駅、新富町駅の駅係員を対象に、運輸職用ポロシャツ制服を試験導入する。ポロシャツ制服は通気性や速乾性に優れた仕様で、明るめのものと暗めのものの2色を展開する。対象社員は、従来型のシャツ制服またはポロシャツ制服を選択して着用できるという。

また、同社は2024年から、駅係員や乗務員、技術系現業社員を対象にファン付き空調ベストを導入している。これまでに約8,000着を導入し、対象社員約6,000人に対して原則1人1着を配付している。服内に風を循環させることで体温上昇を抑え、熱中症リスクの低減を図るとしている。

技術系現業社員向けには、2024年からTシャツ作業服を導入している。通気性や速乾性に優れた素材を採用し、作業時の安全性に配慮して帯電防止機能も備えた仕様である。2025年度までに約7,200着を試験導入し、社員アンケートでは約88%の社員が「熱中症対策としての効果を感じた」と回答したという。

この結果を踏まえ、2026年度からは半袖Tシャツ約8,600着を本導入し、対象社員約2,500人に対して、所属の業務特性に応じて1人あたり2~4着を配付する。あわせて、長袖Tシャツ約3,700着を試験導入し、対象社員約1,100人に対して1人あたり2~3着を配付するという。
さらに、6月15日から9月14日まで、スマートフォンアプリを活用した「Coke ONドリンクチケット」による飲料配付を実施する。対象は、車両・土木・建築・電気の技術系現業社員約2,000人。夏季期間の出勤日数あたり1枚分を配付し、総配付枚数は約13万枚を予定しているとのことだ。