ネスレ日本、関西〜関東間で海上輸送を開始 キッコーマン食品とラウンド輸送を導入
ネスレ日本は、姫路工場で製造する「ネスカフェ ゴールドブレンド」をはじめとした飲料製品の輸送において、関西〜関東間の海上輸送を開始すると発表した。

今回の取り組みでは、キッコーマン食品と連携し、往復の貨物を組み合わせる「ラウンド輸送」を導入するという。荷物を届けた後の復路で別の荷物を運ぶことで空荷を減らし、輸送効率の向上を図る。
ネスレ日本は現在、姫路工場で製造した「ネスカフェ ゴールドブレンド」を主にトラックで関東地方へ輸送している。一方、物流業界ではドライバー不足が課題となっており、安定して製品を届け続けるためには輸送手段の多様化が必要だとしている。
今回新たに開始する海上輸送では、トラックの荷台部分であるトレーラーのみを船で運び、運転手が長距離を走行しないRORO方式を採用する。ROROは、トラックの貨物を積載したトレーラー部分のみを輸送する船舶を活用する方式。

さらに、キッコーマン食品と連携して往復で別の貨物を組み合わせて運ぶことで、輸送時の空荷を減らし、物流全体の効率化を図る。これにより、トラック輸送のみの場合と比べて、年間の二酸化炭素(CO2)排出量を約47%削減できる見込みとのことだ。

輸送開始日は、キッコーマン食品の関東〜関西便が6月5日、ネスレ日本の関西〜関東便が6月9日。輸送頻度は週1回の往復となる。
輸送製品は、キッコーマン食品が「キッコーマン 濃いだし 本つゆ」をはじめとした調味料製品、ネスレ日本が「ネスカフェ ゴールドブレンド」をはじめとした飲料製品。
