ブラザー、名古屋市港区に新倉庫「港第2倉庫」を開設 物流子会社の本社機能も移管
ブラザー工業は、名古屋市港区の工場敷地内で建設を進めてきた新倉庫「港第2倉庫」が完成し、稼働を開始したと発表した。

港第2倉庫は、製品や部品の保管用倉庫とオフィスで構成する3階建ての施設。延べ床面積は約16,000平方メートルで、総事業費は約50億円。所在地は名古屋市港区港明一丁目10番19号のブラザー工業工場敷地内である。
倉庫の完成に伴い、ブラザー工業の物流子会社であるブラザーロジテックの本社機能も港第2倉庫へ移管する。国内におけるグループ全体の倉庫・物流業務の効率化を推進していくという。
ブラザーグループは、2030年を見据えたグループビジョン「At your side 2030」で、産業機器や産業用印刷機器などの産業用領域を注力領域に位置づけている。今回、同領域のビジネス拡大に伴い、関連する製品や部品の保管需要が高まることなどから、新倉庫の建設に至ったとしている。
また、敷地内で倉庫として活用している複数の工場棟の老朽化が進んでいることや、海抜が低い港湾地区に位置しており、津波による水害リスクが想定されることも建設の背景にあるという。港第2倉庫は、2022年に完成した港第1倉庫と同じ工場敷地内に建設された。
BCP対策として、港第2倉庫では津波で想定される高さよりも床面を80cm高い位置に設置している。さらに、屋上には太陽光パネルを設置予定で、再生可能エネルギーの活用を促進し、CO₂排出量削減にもつなげるとしている。