Ollo、JR東日本グループの車両製造工場で作業分析AI「Ollo Factory」の実証実験を開始
Olloは、JR東日本グループの車両製造工場で作業分析AI「Ollo Factory」の実証実験を開始した。

同社は、JR東日本とJR東日本スタートアップが主催する「JR東日本スタートアッププログラム 2025秋」に採択された。採択テーマは「デジタル共創」。
今回の取り組みでは、JR東日本グループの総合車両製作所(J-TREC)の車両製造工場に「Ollo Factory」を試験導入する。車両製造現場の高効率化、技術継承、さらなる高品質化を目指すという。
「Ollo Factory」は、工場の作業映像をAIで解析し、作業の標準化、習熟・定着、ミス防止を支援するAIソリューション。作業動画をアップロードするだけで、手順書作成、新人教育、ミス防止を自動化するという。
同実証では、標準化が困難だった個人作業に加え、複数台のカメラを連携させた複数人作業の分析にも取り組む。これにより、車両製造技術の高度化と生産性向上を目指すとしている。
同サービスの主な機能には、動画マニュアル自動作成、作業分類、改善提案を行う「Ollo Factory Tools」、ベテランと新人の比較、サイクル作業の自動抽出、作業ばらつきのグラフ化を行う「Ollo Factory Training」、リアルタイム作業ミス検知や作業ミスのデータ蓄積を行う「Ollo Factory Alert」がある。

「JR東日本スタートアッププログラム」は、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募集し、ブラッシュアップを経て実現を目指すプログラム。2017年度に開始し、今回を含めて計149件の提案を採択している。