ファミリーマート、衣料品・雑貨の回収ボックス「R-LOOP」を設置する実証実験を開始 サーキュラーエコノミーの実現へ
ファミリーマートは、ブックオフコーポレーションと共同で、衣料品・雑貨の回収ボックス「R-LOOP」を店舗に設置する実証実験を開始すると発表した。

同実証実験は、東京都世田谷区・杉並区を中心とした約30店舗で実施するという。回収ボックスに衣類や雑貨を投入することで、リユースやリサイクルにつなげる取り組みだとしている。
同取り組みでは、専用ボックスに投入するだけで回収が完了する仕組みとし、梱包や発送、査定といった手間を省いたという。

回収された品物は、ブックオフグループが展開する海外リユースショップで再利用されるほか、リユースが難しい状態のものは繊維としてリサイクルするとのことだ。
現在は、国内パートナーを通じて工業用ぞうきん(ウエス)やフェルト(反毛)へ再資源化しており、今後は衣料やバッグ、タオルなど新たな製品に形を変え、生活者にもう一度利用してもらうことにも挑戦するとしている。
さらに、回収物には識別シールを付与し、回収量やリユース・リサイクル実績を管理することで、トレーサビリティ(追跡可能性)を確保するとのことだ。
また、回収量に応じて1キログラムあたり1円が、環境保護や社会課題解決に取り組むNPO法人などへ寄付される仕組みも導入するという。
同社は、店舗網を活用した資源循環の仕組み構築を進めており、今回の実証実験では利便性や需要、環境負荷低減効果、運用フローなどを検証。将来的には、年間約4,000トンの衣料品廃棄削減を目指すとしている。
■回収対象品目
(1)衣料品全般
・著しく汚れているもの、汚物がついているものは回収不可
・使用済みのマスクや下着・肌着類は回収不可
(2)ファッション雑貨、生活雑貨、おもちゃ・ぬいぐるみ、スポーツ用品など
・廃棄物、または破損などでそれ自体が使用できないものは回収不可
・電源コードが付いている家電類、バッテリーが内蔵されているものは回収不可
・刃物などの危険物、火器類など発火のおそれがあるものは回収不可
・飲食物、化粧品、液体物は回収不可