ファミリーマート、「透明翻訳ディスプレイ」実証実験を開始 対面接客をしながら多言語翻訳が可能に
ファミリーマートは、レジカウンターで対面しながら多言語翻訳が可能な「透明翻訳ディスプレイ」の実証実験を東京都内の一部店舗で開始したと発表した。

「透明翻訳ディスプレイ」は、対面での接客を維持したまま、多言語対応を実現するという。店舗のレジカウンターに合わせてカスタマイズしており、店舗従業員と顧客がお互いの表情や視線を確認しながら会話が可能だとしている。
英語、中国語(簡体字)、韓国語など14の言語に対応し、主要な訪日客のニーズに応えるとともに、店舗従業員の心理的負荷を軽減。これにより、レジの時間が短縮されることで、より多くの顧客がスムーズに買い物できる環境づくりにつなげていくとのことだ。
また、音声だけでなくタブレット端末のキーボード入力によるテキスト表示も可能であり、聴覚障がいのある顧客との筆談ツールとしても活用できるという。
3月には、インバウンド対応ガイドを店舗へ配信。内容は、訪日客数や国・地域別の構成比といった数値データに加え、訪日客が旅行中の困りごとといったニーズや接客を円滑にするノウハウや効果的な売場づくりのポイントを掲載しているという。
また、インバウンド需要の高い商品を対象に多言語の販促物やカウンター商材を注文しやすいよう、数字やアルファベットを用いた注文用コード付き販促物の配信も実施。各店舗のニーズに応じて、ストアコンピュータから直接印刷し、即座に売場へ展開できる仕組みを整備しているとのことだ。
さらに、インバウンド需要が高い店舗の売上動向を分析し、人気商品を他店舗へ水平展開することで、多様化するニーズに柔軟に応えるとしている。

同社は、同取り組みを含め様々な訪日外国人客への対応を通じて、店舗におけるおもてなしの向上だけでなく、店舗従業員が自信を持って接客できる環境づくりを目指すとのことだ。