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働き世代の約3人に1人が平日の運動時間「5分未満」 6時間以上座る人は50.1%

江崎グリコは、働き世代の「動いていない時間(安静時)」に関する健康意識調査を実施し、結果を公表した。

調査の結果、体が24時間エネルギーを消費していることを理解している人は17.0%にとどまり、「安静時エネルギー消費」について「正確な意味は知らない」または「聞いたことがない」と回答した人は88.5%にのぼった。多くの人が、動いていない時間にもエネルギーが消費されているという仕組みを十分に理解していない状況が明らかになった。

約90%が「安静時エネルギー消費」を知らない

また、運動や家事などで使われる「身体活動エネルギー消費」の方が、「安静時エネルギー消費」よりも1日のエネルギー消費割合が大きいと回答した人は40.9%となり、「運動していない=エネルギーを消費していない」という認識を持つ人が一定数存在する可能性が示されたとしている。

1日のエネルギー消費割合が大きいもの

一方、日常生活における座っている時間については、平日に1日6時間以上座って過ごしている人が50.1%にのぼり、約半数を占めた。さらに、10.5%は12時間以上座って過ごしていると回答しており、1日の半分以上を座って過ごしている人も一定数いることが明らかになった。

長時間座っていることについて健康面で後ろめたさを感じている人は53.5%であったという。男女別では女性が64.0%、男性が43.0%となり、女性の方が座っている時間に対して健康面の後ろめたさを感じている割合が高い結果となったとのことだ。

また、「動いていない時間にもエネルギー消費を増やせる方法があれば試したい」と回答した人は68.0%にのぼった。理由としては「簡単で続けやすそうだから」が55.1%で最も多く、次いで「無理なく生活に取り入れられそうだから」が39.3%となったという。心理的な負担を抑えながら健康に取り組みたいという意識がうかがえる結果であるとしている。

平日1日のうち座っている時間(左)動いていない時間にもエネルギー消費を増やせる方法があれば試したいか(右)

さらに、健康のために重要だと思うことについて尋ねたところ、「運動習慣」が66.0%で最も多い結果に。一方で、平日に健康のために運動に使える時間が「1日5分未満」と回答した人は31.8%と、約3人に1人にのぼり、十分な運動時間を確保できていない実態が明らかになった。

運動習慣の有無で比較すると、運動習慣がない人の55.5%が「運動に使える時間は1日5分未満」と回答したという。また、健康のために「特に実践していることはない」と回答した割合は、運動習慣がない人では48.0%であったのに対し、運動習慣がある人では3.5%にとどまったとのことだ。

さらに、「健康志向である」と回答した人の割合は、運動習慣がある人では85.5%であった一方、運動習慣がない人では23.5%にとどまり、健康意識と運動習慣の有無には大きな差がある結果となった。

運動習慣の有無

健康習慣に対して重視するポイントについて尋ねたところ、「お金をかけすぎずに取り組めること」が46.3%で最も多かった。次いで「心理的な負担が少なく無理なく続けられること」が46.0%、「短時間で効果を実感できること」が41.5%と続いた。健康分野においても、コストパフォーマンス(コスパ)、メンタルパフォーマンス(メンパ)、タイムパフォーマンス(タイパ)を重視する傾向が広がっていることが明らかになった。

健康習慣に対して重視するポイント

今回の調査結果を受け、江崎グリコは、動いていない時間に着目した生活習慣の可視化ツールとして「生活習慣B面診断」チェックシートを公式サイトで公開した。同社は、日常生活の中で見過ごされがちな「安静時エネルギー消費」への関心を高めることで、健康的なライフスタイルづくりを支援していくとしている。

「生活習慣B面診断」チェックシートを公開

<参考>
江崎グリコ『働き世代の“動いていない時間(安静時)”の健康意識に関する調査

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