品川区、WiseVineと生成AI活用の予算編成・行政評価の実証実験を開始へ 過去データ分析で客観性と透明性向上を検証
品川区は、WiseVineと連携し、生成AIを活用した予算編成および行政評価の実証実験を2月から実施すると発表した。
実証実験では政策立案や予算編成、行政評価に特化したAIサービスを活用し、行政評価における分析支援の有効性を検証する。具体的には、過去データをAIが分析し、類似事業の抽出や比較などを行うことで、データ整理・分析にかかる作業時間の削減を図るという。これにより、職員が政策立案や政策議論に注力できる環境の確保を目指すとしている。

検証は2026年3月から複数回実施し、実証結果を踏まえて行政経営分野における生成AIの活用可能性について検討を進めるとのことだ。
実施スキームとして、品川区と企業をつなげ社会課題の解決を目指す官民共創のオープンイノベーションの仕組み「しながわシティラボ」を活用し、応募のあった企業の提案を採択して連携する。品川区は、人口減少に伴う労働力不足が深刻化する中で行政サービスの質を維持するため、業務の根本的な効率化が不可欠だとし、これまでも対話型生成AIチャットサービスや音声文字起こしサービスの導入により業務効率化に取り組んできたという。