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JR九州ら、熊本県熊本市に系統用蓄電事業「でんきの駅富合」を完工 九州エリアの脱炭素化を加速

JR九州、住友商事、住友商事九州が出資して設立したでんきの駅は、熊本市において系統用蓄電事業「でんきの駅富合」を完工したと発表した。

JR九州ら、熊本県熊本市に系統用蓄電事業「でんきの駅富合」を完工

今後、本格稼働に向けた調整を行い、需給調整市場および容量市場へ参入する予定とのことだ。

でんきの駅は、JR九州が管理する鉄道沿線地や遊休地を活用し、JR九州の保守管理ノウハウと住友商事グループの蓄電事業の知見を生かして、電力需給の安定化や再生可能エネルギーの利用拡大を目的としたエネルギーサービスを提供。

九州エリアでは太陽光発電の導入が進む一方、晴天時には需要を上回る発電が行われ、出力制御が頻発しているという。2025年度には一般家庭約25万世帯分の電力消費量に相当する約10億キロワットアワーの再エネが出力制御される見通しとのことだ。

こうした課題から、九州エリアの脱炭素化を加速させるため、電力系統の需給バランスを調整する役割を担うとともに、 GX(グリーントランスフォーメーション)の推進を支える基盤インフラとして今回の蓄電池設置に至ったとしている。

「でんきの駅富合」は、系統用蓄電池として需給バランスを調整する機能に加え、災害時には非常用電源として活用できる仕組みを備えた地域向けエネルギー拠点。

災害時には熊本市が保有する電気自動車への充電スポットとして開放し、環境教育の視察受け入れにも取り組む予定とのことだ。

でんきの駅富合

今後は、長崎県内で定格出力10メガワット超の次期案件の開発を予定し、九州エリアの再エネ導入状況や電力需給の動向を踏まえ、導入規模や蓄電池の活用拡大に取り組むとしている。

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